「企業内学習」という新たなコンセプト 2

1999年日本経営者団体連盟(現日本経団連)が次のような提言を行った。

w エンプロイアビリティ (雇用し得る能力)

w エンプロイメンタビリティ (雇用する能力

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「企業内学習」という新たなコンセプト 1

これはIMD(スイスのビジネススクール)発の新たなコンセプトである。

企業内研修がおかしくなってきたと何度もブログに書いているつもりだ。
例えば、1980年代まで企業ではQC活動でにぎわっていて、その活動のスキルを上げるための教育訓練が活況を呈していた。私は、前職の群馬県経営者協会時代に教育訓練担当をしていてこの支援活動に熱中したものだ。 Continue reading

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人事の課題:研修プログラムの背景理論を理解し企画運営する ③

ここまでは、1970年代、1980年代までのパラダイムと考えて良い。以下は、1990年以降におけるISOパラダイムについて言及する。 Continue reading
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人事の課題:研修プログラムの背景理論を理解し企画運営する ②

1950年、科学的管理法の管理用プログラムとして「TWI(Training Within Industry for Supervisors)」が、アメリカから導入され、労働省と日本産業訓練協会を通じて全国の主要企業に普及した。このTWIとは何か?

(1)訓練予定表
表、左欄に仕事の種類を書き込み、上段に作業員の名前を書く。この作業者と一つ一つの仕事の交点で力量評価(レ:できる、△:不十分)を行う。評価は監督者の腹だ。目標は単能工⇒多能工の養成であるから、誰を、どの作業に、いつまでにというOJT目標と計画を監督者が担うことになる。 Continue reading

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人事の課題:研修プログラムの背景理論を理解し企画運営する ①

例えば、「作業標準やマニュアル」と「考える力や創造性開発」の養成

企業内教育は、経営理念・経営戦略・経営計画にリンクする形を取りたいが、実際には、組織や成員の成熟度によって、教育哲学や理論的背景の異なる研修を同時に採用せざるを得なく、経営戦略に必ずしも連動していないことが起こる。あるいは、ISO9001(品質マネジメントシステム)などが組織で十分理解されていないままに運用されて、人事部門とISO部門が質の異なる教育訓練を行って、むしろ教育訓練の効率や効果を損なっているケースも見られる。
統合マネジメントシステムの導入
戦略連動型能力開発体系の作成 Continue reading

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ビジネスモデル・ジェネレーション/ファシリテーション(5)

第7期マーケティングカレッジが閉講した。受講者の発表を聞くと、会合を重ねての研究成果にいつもながら感動する。そのストリーテリングの一部を紹介してBMGファシリテーションの一区切りとしたい。 Continue reading

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ビジネスモデル・ジェネレーション/ファシリテーション(4)

沖縄の専門学校でもBMGを紹介することができた。管理職研修のオプションとして行ったので十分時間を取ることが出来なかったけれど、それなりに堪能してもらったのではないかと思う。

このBMG、回を重ねるに従って、やはりCS(顧客セグメント)⇒VP(価値提案)がポイントですね。ここはアイディア創造が鍵になります。テキストでは幾つかの発想技法が紹介されていますが中でも Continue reading

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ビジネスモデル・ジェネレーション/ファシリテーション(3)

BMG攻略のポイントはやはり顧客セグメントと価値提案 だろう。
価値提案とは、ニーズを満足する価値。そのニーズだが、顧客自身にも気づかないニーズがある。そのニーズを形作ってあげるのが、こちら。
未来工業の社長の話。
「ボックスを壁に設置する時、工事屋さんがポロポロと木ねじを落とす」「その時にひらめいたのだ」「ねじ穴に木ねじに差し込んだときに落ちない穴をつくればと…」未来工業は高収益企業として有名だ。その秘密を聞くと、徹底した倹約と徹底したアイディア。その二つによって地域で名だたる高賃金企業に成長している。(是非HPをみて下さい) Continue reading

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ビジネスモデル・ジェネレーション/ファシリテーション(2)

このBMG。理屈抜きに楽しむことが本旨だろう。とにかくあれやこれやと理屈をつけてきたことからすると少々反省なのである。とにかく理屈の罠にはまらないことだ。

と言いつつファシリテーション2を書き始めてしまった。
さて、テキストの手順でpost-itを貼る。
1.顧客セグメント(CS:Customer Segmentation)
2.価値提案(VP:Value Proposition)
3.チャネル(CH:Channels)
4.顧客との関係(CR:Customer Relationships)
へと進めていく。さらさらっと書けた人もいるだろう。心の中でこんなんでいいの?と思いつつ。 Continue reading

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ビジネスモデル・ジェネレーション / ファシリテーション(1)

ビジネスモデルとは?

「ビジネスモデル・ジェネレーション(以下BMG)」(翔泳社)は、ビジネスモデルを次のように定義する。「ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの」。その後著である「ビジネスモデル・ジェネレーションYOU」では「組織が財政的に存続するための論理」と定義している。少々表現が変わったが、価値を創造し得なくなったら財政は行き詰るのだから、要は同じことだ。
※論理:議論や思考を進める道筋 Continue reading

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