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人事の課題:研修プログラムの背景理論を理解し企画運営する ②

1950年、科学的管理法の管理用プログラムとして「TWI(Training Within Industry for Supervisors)」が、アメリカから導入され、労働省と日本産業訓練協会を通じて全国の主要企業に普及した。このTWIとは何か? (1)訓練予定表 表、左欄に仕事の種類を書き込み、上段に作業員の名前を書く。この作業者と一つ一つの仕事の交点で力量評価(レ:できる、△:不十分)を行う。評価は監督者の腹だ。目標は単能工⇒多能工の養成であるから、誰を、どの作業に、いつまでにというOJT目標と計画を監督者が担うことになる。

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人事の課題:研修プログラムの背景理論を理解し企画運営する ①

例えば、「作業標準やマニュアル」と「考える力や創造性開発」の養成 企業内教育は、経営理念・経営戦略・経営計画にリンクする形を取りたいが、実際には、組織や成員の成熟度によって、教育哲学や理論的背景の異なる研修を同時に採用せざるを得なく、経営戦略に必ずしも連動していないことが起こる。あるいは、ISO9001(品質マネジメントシステム)などが組織で十分理解されていないままに運用されて、人事部門とISO部門が質の異なる教育訓練を行って、むしろ教育訓練の効率や効果を損なっているケースも見られる。 ⇒統合マネジメントシステムの導入 ⇒戦略連動型能力開発体系の作成

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