Category Archives: 能力開発

「企業内学習」という新たなコンセプト 2

1999年日本経営者団体連盟(現日本経団連)が次のような提言を行った。 w エンプロイアビリティ (雇用し得る能力) w エンプロイメンタビリティ (雇用する能力 )

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科学的思考と論理的思考とシステム思考

ここに「すべてのアメリカ人のための科学」(1989年 米国科学振興協会)という少し厚めのレポートがある。日本語版は2005年に発表された。このレポートの存在は驚愕であった。決して大袈裟ではない。1980年代日本経済はアメリカを席巻した。その源に、QCサークルル活動があること。デミング博士がいることをアメリカは認める。(「国際競争力の再生」吉田耕作著 日科技連に詳しい)

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新たな「能力開発」を提唱する 2

先に、TWIやQCに代表される「改善アプローチ」と、ISOに代表されるような「ビジネス改善モデル」の違いを説明した。この違いについては「ISO9001 有効活用のためのビジネス改善ツール」(2005年 Steve Tanner著 平林良人翻訳 日本規格協会)に従った。1990年以降、経営権理論が大きく変わったように、能力の定義も微妙に変わってきている。次項ではその辺も詳しく見ることにする。 CRI中央総研は「人事の時代」を標榜して、年2回ほど公開セミナーを開催している。人事担当者の方に一番留意頂きたいのは、ともすれば陥りやすい「パッチワーク的な研修体系」から、「経営、人事全体を見渡した体系的な能力開発」を再構築する必要性を是非ご理解頂きたいと考えている。以下に、検討いただきたい諸点を列記する。

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新たな「能力開発」を提唱する 1

時代が変わると時代が期待する能力も変わる。従って、能力開発のアプローチ技術も変わらなければならない。1990年を境に、従来の「改善アプローチ」に加えて、ISO9001に代表されるような「ビジネス改善モデル」が登場した。今や、組織の成熟度に合わせながら、事業改善モデルと事業改善アプローチをうまく組み合せて、俊敏で創造的な組織の実現をめざす必要がある。国際化とIT化と呼ばれる得体の知れない変化の中で、Japan products & Japan Qualityを復活させるためには、組織の成熟段階に見合ったコンサルティング支援が必要であろう。コンサルタントの新たな課題であると考える。

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