ビジネスモデル・ジェネレーション/ファシリテーション(5)

第7期マーケティングカレッジが閉講した。受講者の発表を聞くと、会合を重ねての研究成果にいつもながら感動する。そのストリーテリングの一部を紹介してBMGファシリテーションの一区切りとしたい。

【発表事例1:デイサービス】
新規事業として介護事業を始める。このビジネスモデル(以下BM)の特性は何か?(システム特性またはプロセス特性ともいう)それは①介護プログラムであり②安全⇒安心であり③来所者のバイタル管理である。介護事業は既に市場に多いがその違いを上記で追求する。
【発表事例2:ソフトウエア開発】
顧客セグメントにより戦略は多層になるが、共通しているのは顧客をパートナーにすること。一見多様な顧客に対応するが、中心はリソースであり、これは一本だ。顧客に対応することによりリソースも成長する。リソースを方向付けるのは価値観。またBMを方向付けるのは“勝のイメージ”。システムに勇気を与えるイメージが大事だ。
【発表事例3:建設】
自社の新コンセプトを“人と建物の絆をつくるお手伝い”とする。これを実現しようとすると従来の“早い、安い、安全・安心”だけでは不十分だ。さらに“丁寧と感謝”という新たな概念が湧いてきた。収益だけではなく“顧客に感謝する”顧客から感謝される”ことが大事だ。
【発表事例4:水道工事】
現場で施工をやっているがBMGで自社のBMを客観視できた。建設業者と互助関係を築きながら、“品質”を追求すること。その鍵は迅速性と有資格者による施工だ。
⇒ダイキンは“人と空気のあいだに”“空気の技術”“空気の学校”を標榜している。(三谷)
【発表事例5:材木】
顧客に対する価値提供は顧客の要望に対する的確な“仕分”である。今後はそれだけではなく、在庫に新商品も加えることでボリュームを出す。現在、顧客の要望に十分対応しきれないところもあるが、施工方法を研究することにより対応力を高める。今度は親父(社長)と一緒にBMGをやるつもり。
【発表事例6:ホームページ制作】
今の戦略は更なる市場開拓である。顧客はHPで実績を掲載していることを評価してくれた。今回のBMGで、顧客への価値提案を“顧客の課題を解決する”ことと決めた。そのリソースはやはり当社の強みであるデザイン力である。
【発表事例7:専門学校】
机上の知識だけではなく、より実践力を高めるために実際に店舗運営をさせてみたい。当学院グループには、農業、デザイン、美容、ペットなどの学校もあり、グループ校と連携することも考えられる。教育の有効性を高めることが募集力を高めることになる。
【発表事例8,9:試薬品等の販売】
①うまくいっている事業部門をBMGで解明した。あらためてみると成功要因の一つは“共感マップ”と、もう一つは“分業化”であった。その分業をプロセススマップで再検証した。
②顧客セグメントすると顧客固有の特性がみえる。顧客の要求は成果を急ぐこと同時に安全を求めること。しかしこれは相反する概念だ。それにリソースが対応するのだが、成功事例もあるのでそれをもう少し活用したい。

次回第8期マーケティングカレッジは12月14日から開講の予定。

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