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セミナー2019/07/17

【報告】ISO推進者フォーラムを開催しました。

ISO推進者フォーラム(報告書)

会場:群馬県立産業技術センター

株式会社CRI中央総研は6月18日、「ISO推進者フォーラム」を開きました。

「コンサルの現場でみられる問題とその解決方法」

(株)CRI中央総研 常務取締役 福本和章
2015年版では、事業と統合して成果を上げるということが言われた。一方で、ISO推進者がどれだけ呼び掛けても、トップの人がISOに無関心だという声もある。またトップだけでなく、現場でも「忙しくてISOどころではないので事務局でやってくれ」という考えが蔓延しているのではないか。ISO事務局も、審査に慣れてしまって、「この程度の軽微不適合はしょうがないかな」と思ってしまっていないか。そうなると、組織の問題ということになる。経営者、事務局、責任者といった組織の実態を反映した自分たちの仕組みにする必要がある。

うまく活用するためには、経営者はリーダーシップを発揮し、ビジョンを示す。事務局は仕組みをスリム化し、自分たちの言葉で表現し、仕組みの監視役・助言者になる。責任者は仕事の一部として活動・問題解決の場に積極的に参加する。そうして個々の力を集結させることで、組織は最大の結果(成果)を導きだす。

「ISOを組織の改善・革新のエンジンにするために」

(株)CRI中央総研 代表取締役社長 高木達也
時代と経営が変化し、モノづくり価値・イノベーションの時代になった。2015年版改定は、自社マネジメントシステムの再構築を求めていた。「4.1組織及びその状況の理解」における「組織の目的」「組織の能力」「意図した結果」をこれまで明らかにしてきたか。「組織の目的」は利益を上げる、事業を発展させることではないか。「意図した結果」とは会社の使命・ビジョンを実現するため、QMSの運用により、自社の「強み:競争力」を維持・強化し、事業の継続・成功(利益創出)を図ること。
ぜひ組織の目的を語ってほしい。ビジョントークで社長の想いを語り、理念とビジョンを共に考える。3つの問に答える。顧客が誰かを言葉にして定義する。提供する価値と強みを言葉にして定義する。ターゲット顧客を明確にする。これらを明確にし、社員みんなで共有するという作業が必要。
ビジョン実現計画も、バックキャスティングで建てていく。5年後のビジョンを実現するために何をするか。
QCサークルから顧客価値を創造するCSサークルへの転換を。クレームに対応し、顧客の声に耳を傾け、顧客重視・失敗から学び進化する風土づくり→顧客の声を徹底多岐に聞き、皆で共有し良い製品・サービスを作る→継続的にCS向上に取り組む、ファンづくり。
内部監査・マネジメントレビューも戦略的に。1年間のCS改善活動の発表と時期目標設定のためのマネジメントレビューにし、内部監査はプロセスのつながりを問う。→内部監査・マネジメントレビューを発表による相互交流で実施している企業もある。
プロセス・組織の問題はほとんどつながりの問題。職場をよくするにはどうしたらよいか。
どこまでもISOは継続的改善。そのために動機づける必要がある。